北高尾山稜から陣馬山へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,298m
コースタイム
09:05 八王子城跡ガイダンス施設入口
09:40 八王子城本丸
10:00 八王子城跡詰の城
10:20 富士見台
10:30 杉沢の頭
11:10 板当峠
11:15 狐塚峠
11:40 杉の丸
11:45 黒ドッケ
12:05 大嵐山
12:20 三本松山
12:30 関場峠
13:00 堂所山(到着)
(休憩)
13:25 堂所山(出発)
13:40 底沢峠
13:45 明王峠
13:50 奈良子峠
14:15 陣馬山(到着)
(休憩)
14:55 陣馬山(出発)
15:45 栃谷集落のさるがいたずらする無人販売所
16:00 栃谷・奈良子分岐点
16:10 栃谷特産品販売所
16:25 陣馬登山口バス停(通過)
16:50 JR藤野駅
天候 | 快晴なれど遠くは春霞 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ゴール:JR藤野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北高尾山稜はヒトの少ないルートのせいか、初夏の陽気にも関わらず道は落ち葉が多く、ゴツゴツとした石がゴロゴロ転がっておりますので、足を滑らしやすい箇所が多かったです。 また、切断処理等されているものの倒木が非常に多かったです。 堂所山を越えた先の陣馬山縦走ルートはよく整備をされており特に問題はないかと思います。 途中の明王峠の茶屋は営業していました。名物の山菜の天ぷらは「あざみ・すぎな・いたどり・よもぎ・もみじがさ」の盛り合わせでした。 下山道とした栃谷尾根ルートについても特に問題はなかったかと思います。ただ、この区間は階段が多くて木の根っこが露出している箇所も多かったので、ここまでの疲れで足を取られやすいかもしれません。同行者は3〜4回程転びかけておりました。 山道ルートを抜けて集落に入ると無人販売所がありました。梅干しとカリンやタイムを干したものが売ってました。 舗装路をしばらく降りて行くと栃谷特産品販売所があります。ここでは地の山菜などが売られていました。いまはタケノコの季節ですね。街なかのスーパーで買うよりもはるかにオトクな値段で売っていました。のびるも売っていたので晩酌のお供用に買いました。 栃谷集落からの坂道を降り切ればバス停が登場です。バスの本数は少ないので事前チェックが必要でしょう。ただし、バスの時刻表は陣馬山の山頂でもチェックが出来るのでいざとなれば何とかなります。 それでもバス停から藤野駅までは1時間掛からない程度の距離ですから、ここまで来たら最後まで歩いてもよいかと思います。 問題はJR藤野からの電車の本数ですが、こっちこそ事前チェックが必要でしょう。本数が少なくて、1時間に1〜2本程度ですので。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
ガイド地図 1
保険証 1
飲料 2 500ml x2
ティッシュ 2
タオル 2
携帯電話 2 ガラケーとWifiルータ
雨具 1 上着と傘
時計 1
非常食 1
カメラ 2 RICOH GXR/FUJI f200EXR
ウェットティッシュ 1
コンビニ袋 2
昼食 2 おにぎりとスープの元
ポット 1 600mlサイズx1
レジャーシート 1
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感想
さぁ、黄金週間後半戦でする。
今回は予てより行こうと思っていた北高尾の完全縦走でする。
完全という事で現地へのアクセスもバスを使わず、JRの駅から徒歩で向かう事にしました。
JR高尾駅から歩く事30分程で八王子城跡の入口であるガイダンス施設に到着しました。
現地にはガイドをして下さる方々が待機しておりまして、気軽に声を掛けてくれました。八王子城跡を抜けて陣馬山まで向かうと告げると「頑張って下さいね」と励ましてくれました。おいらがんばるさ。
そのガイドさん達がいらした建物にはパンフ類が置いてありましたが、折り畳まれた八王子城跡のパンフの地図が高尾〜奥高尾の地図も含んでいるので意外といい地図にもなっていました。これはキープしておいた方がいいでしょう。
八王子城跡は城と名乗っておりますが、頂上の本丸までの道は完全に山道となっておりまして、これはこれで楽しめました。ただ、頂上の本丸からは眺望がほぼ望めないのが残念です。ただ、その手前の道すがらに眺望が広がる箇所があるのが救いでしょう。
八王子城跡を抜ければ北高尾山稜の始まりデス。
細かくしかも結構急な昇り降りの続く山稜は結構ハードでして、しかもアチコチには倒木があるので、いつでも手が使えるように滑り止め付きの手袋をして行きましたが、このあと含めてかなり使う事になりました。
富士見台からは富士山がバッチリ見えて元気回復できたです。ここで一回軽く休憩し、携帯食を摂ってエネルギーをチャージです。
その後もいくつかのピークを越え、狐塚峠で一瞬林道に抜けてすぐに山道に戻り、杉の丸〜黒ドッケ〜大嵐山〜三本松山〜関場峠とピークがさらに続き、この辺りでかなりの疲労感を覚える感じだったです。大嵐山には休憩出来るようにイスが用意されていたので、空いていればここら辺で休憩をした方がいいでしょう。
関場峠を抜けた先からは道も穏やかになり始め堂所山に向かう道すがらは小さな花が咲き誇っており、これらを眺めながら堂所山に到着です。ここもイスがいくつか用意されているのと、ここからの景色はいい感じなので、自分たちはここでやや遅めの昼食を摂ったです。
堂所山まで来ればゴールは目前です。休憩後は一気に陣馬山まで向かいましたが、明王峠の茶屋の山菜天ぷらには心を奪われかけましたが、ググッと堪えて一路陣馬山へ。
それにつけても陣馬縦走路はヒトが多いですね。しかも気軽な格好のヒトが。北高尾山稜でそれなりの装備をしたヒトしかいなかったのと、ガッツリとしたトレッキングをしてきた自分たちは、陣馬の縦走路はかなり緩いルートに思えてしまったのはナイショの話です。
そして陣馬山到着。天気が良かったのと前日にBSで高尾山登山特集が組まれていて、そこには高尾陣馬縦走も紹介されていた影響もあったのかもしれないですね。
ここで最後の休憩をとりました。バッグに忍ばせておいたビールをここでググッと空けました。くぅ〜。
さて下山です。
今回は栃谷尾根ルートを選びました。選んだ理由は途中にある特産品販売所で何かいいモノを手に入れられないかと思ったからです。
程よく整備された栃谷尾根ルートを抜けるとそこには風光明媚な山里風景が迎えてくれまして、ここまでの疲れも一瞬忘れるくらいです。こういう景色があるから堪らないです。
無人販売所を軽くチェックし、一般道に出てしばらく進むとありました、栃谷特産品販売所が。いまはタケノコの季節ですが、今朝採れのタケノコは完売してしまったとのことだったですが、客が自分たちしか居ないという事で、店番をしていたオトーサンが店の前の竹林でタケノコを一本掘り出してくれたのです。なんとなんとです。
それだけだととても申し訳なかったので、売られていたのびるも併せて買いました。これで今夜の晩酌のアテがひとつ決まったです。茹でたのびるの酢みそ和え。楽しみー。
そして更に坂道を下り、陣馬登山道バス停に到着です。今回もまるでバスの時間にマッチしなかったので、藤野駅まで徒歩移動です。
その道すがらには「中里つつじの里」なるつつじを愛でられる施設があり、そこでも地元の野菜等が売られていたので、時間があれば寄りたかったです。
藤野駅への道程は最後の最後に登り坂があり、その先のトンネルを抜ければ藤野駅は目の前です。
お疲れさまでした。
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